この冬最後の靴下入荷!

十二ヵ月でこの冬一番人気の作品は、
レース作家、加藤郁子さんの手編みのソックスです。
秋以降、度々新作を届けていただきましたが、
あっと言う間に品薄になってしまい、
注文制作をお受けしていたため、
なかなかここでご紹介できませんでした。
今シーズン最後の入荷がありましたので、お知らせします。

加藤_靴下2
〈加藤郁子 作 / 手編みの靴下 : 各 4,200円〉

…と言いつつも、実は入荷直後にお買い上げいただき、
残りはもう2足のみとなっています。
「入荷したら再購入したいです」と
お声がけくださったお客様が大勢いらっしゃいましたので、
慌ててお知らせしています。

今回入荷のものは、新しい編み方のもので、
全体にリブ編み(ゴム編み)なのですが、
足の裏面が踵から爪先にかけて
Vの字にバイヤス状に編まれているのが特徴です。
作家の加藤さんのお話によると、
「バイヤス部分がしなやかに伸びて、
 キュッと引き締まる感じのフィット感が抜群です。」とのこと。
OLさんに人気の、加圧ソックスとまでは言いませんが、
それに似た心地よさが得られるようです。
靴に当たるアキレス腱部分は厚地に編まれるなど、
細かな配慮も嬉しいです。
いつもながら、より良い仕上げを探求して
勉強熱心な加藤さんの姿勢に感心しました。
この作品に対する真摯な姿勢が、
加藤さんの靴下ファンを増やしているのですね。

今回も、靴下用編み糸の“ソックヤーン”を使用しています。
今年は、ブーツからソックスをチラリと見せる
ファッションスタイルが流行っていますね。
先日も、お気に入りのブーツに合わせてのご注文をいただきましたが、
ホーダー柄と配色の楽しさが特徴のソックヤーンは、
まさにぴったりの素材でした。

ウール素材で細かく編まれた靴下。
本当に温かくて、やさしい履き心地。
この冬最後のチャンスです。