【予告】内田鋼一 展

15周年記念企画
内 田 鋼 一 展

2011.9.17/土 - 9.28/水


10:00 - 20:00 平日 / - 19:00 日祭日
作家在廊日 … 9.17 その他はお問合せ下さい


内田鋼一展_1


15周年を迎えて、
やはりこの作家の作品が見たいと思った。

単なる形や姿ではない。
内に在る何かを感じずにいられない。
モノの持つ本性、
そして彼の目が何処へ向かっているのか…。

陶芸の枠を超えて、芸術の域へも及ぶ制作。
でもやはり器が見たい。
15周年を記念して、十二ヵ月らしく食器を。
カップ&ソーサーが欠かせないのは勿論だが…。





お盆営業のお知らせ

2011年 お盆営業について

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8月 13日(土) …… 平常営業
            10:00 ~ 20:00 / カフェ営業
            20:00 ~ 24:00 / café bar営業

8月 14日(日) …… 10:00 ~ 18:00 にて営業
8月 15日(月) ……     〃

8月 16日(火) 以降 平常営業


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暑いお盆になりそうです。

ひと息つきにいらしてください。
いつも通りで、お待ちしております。



水野さんのドリップポットいろいろ

以前ここでご紹介しました
http://jyunikagetsu.blog58.fc2.com/blog-entry-58.html
http://jyunikagetsu.blog58.fc2.com/blog-entry-76.html
金属工芸作家・水野正美さんドリップポット
ショップに展示されました。

十二ヵ月のカフェで使用しているものと近いタイプ、
ご家庭用にひと回り小さいタイプなど、数点をご紹介します。

水野_ドリップポットいろいろ

いずれも容量、デザインが異なりますが、使い勝手の目安として…

・十二ヵ月で使用のものは、一度にコーヒーを5~6杯いれるくらいの容量。
・ドリップポットAは、     〃    3~4杯   〃     。
・ドリップポットBは、     〃    2~3杯   〃     。

これを参考にされると良いかと思います。
もちろん、途中でお湯を数回継ぎ足しながらいれれば、
もっとたくさんの量に対応もできます。

価格は一つずつ異なりますが、5万円代~7万円くらいが目安です。

店頭で、「どれが良いか悩んでしまう」という方が多いので、
「デザインと併せて、日常で使いやすいサイズ・容量も
ご考慮されると良いのではないでしょうか」とアドバイスしています。


十二ヵ月のドリップポットは、
毎日繰り返しお客様に提供するコーヒーをいれるものですから、
サイズや注ぎ口の角度、お湯の出方などなどあらゆる点にこだわって
水野さんに何度か作り直しをしていただきながら完成させたポットです。
根気よく取り組んでいただいたお陰で、
スタッフも日々気持ちよくドリップしています。

今回ご紹介の【十二ヵ月使用に近いもの】は、基本の作りは全てこれと同じ。
ボディの形状や口の角度が若干異なるくらいです。
こちらの底面~蓋までの高さは≒12.5cmです。

水野_ドリップポット_A1

水野_ドリップポット_A2

【ドリップポットA】は、十二ヵ月使用のものの小型版と言えます。
「家庭向きのサイズが欲しい」とのご要望をお聞きしたので、
水野さんに作っていただいたものです。
蓋のデザインだけが少し異なってます。
形状はよく似ていますが、蓋は1枚板で作られています。
また、ツマミがシンプルな棒状になっています。
シンプルになっている分コストにも反映されていて、嬉しいところでもあります。

水野_ドリップポット_B1

水野_ドリップポット_B2

【ドリップポットB】は、直線を活かしたモダンなデザイン。
筒型のボディが特徴です。
サイズもティーポットに近い小型のものですから、
一杯出しをされる方~少量ずついれられる方には
軽くて使いやすいのではないでしょうか。


これらのボディは、全て銅板で丹念に叩いて作られています。
作家がコツコツと叩いた槌目が、やさしい表情を出しているのです。

把手とツマミは、真鍮製。
熱伝導率が非常に高い銅に対して、真鍮はその反対。
つまり、お湯を入れたり沸かしたりするボディは、
温まり易く、お湯の冷めにくい銅で、
手で触れる把手とツマミは、熱くなりにくい真鍮で、
…と素材を分けているのです。

それから、店頭でもう一つよくお聞きするのが、
「お手入れは大変ですか?」という質問。
答えは、
「いいえ。」

使っていくと次第に、十二ヵ月のように焼けて黒っぽく変色します。
これを“汚くなった”とは思わないでください。
道具としての“味が出てきた”のです。
水やお湯をいれるだけでしたら、毎回外側を洗う必要もありません。
濡れた場合に、布巾やタオルで拭いてあげれば充分です。
洗うときは、柔らかいものを使ってください。

また、キッチンで使用していての一番の失敗は、
油物の調理をする際に鍋やフライパンの近くに置いていて
油が飛んだり油膜がついたりといったことでしょう。
こうなったポットを火にかけたりしますと油が焼き付き、
色ムラになってしまいます。
こうなったら、洗ってもなかなか落ちません。
ですから、キッチンの中では油から遠ざけた場所に置いてあげてください。
ただし、こうなってしまった場合でもご相談くだされば、
水野さんにメンテナンスをお願いできますのでご安心を。

大切な道具ですから、“優しさを持って接する”。
これぞ、使い方の心得とコツです。


ドリップポットの他にも、コーヒーポット(注ぎ口が鶴首ではない)、
ティーポット、やかん、フライパンや鍋など
調理道具だけでももおススメしたいモノはたくさん有りますが、
また追々にでも…。

現在、展示在庫の有るものもございますが、
欠品の場合は、注文制作となります。
また、ご希望に合わせてのオーダーも可能です。
詳細については、お電話やメールなどでお気軽にお問合せ・ご相談ください。



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2011-08-11 追記


水野さんの作品を、お盆明けまで多数展示しています。

ドリップポット、ケトル、鍋、フライパンなど調理道具。
食器、カトラリー類。
ライト、オルゴール類。

先日の“MORE THAN BISTRO”で使用し好評でした
スープ皿も初めて販売しています。