田代さんの呉須染付けの会・終了

ワークショップ
『陶芸家 田代尚照さんとつくる
     呉須染付け・マグと小皿の会』


本日、充実の内容で開催されました。

田代ワークショップ_1

講師は、瀬戸在住の陶芸家・田代尚照さん
本日の作業工程を説明の後、早速図案の検討に。
お持ちいただいた古典的な図柄の資料なども見ながら、
「何を描こうか…。」

田代ワークショップ_2

マグカップと小皿に図案を下書き。
柄の配置は、余白の美しさも考えながら。
みなさん真剣勝負の時間で、
良い緊張感が漂います。

田代ワークショップ_3

田代ワークショップ_6

“せんぶり”と呼ばれる図柄を彫るための道具で、
生地の図柄線を彫っていきます。
この作業が仕上りに影響していくので、
彫りの太さ、深さ具合が気になります。
現代的な図柄にも、プロのアドバイスで
柄を繋ぐための古典的な考え方をちょっと取り入れてみると、
意匠性もぐっと高まります。

田代ワークショップ_4

作品の裏側には、ご自分の名前と、記念に日付など。
オリンピックイヤーを記念して五輪を描く姿も。

田代ワークショップ_5

最後に、彫った線に黒呉須を塗り込んで終了。
まだ青くない呉須のくすりは、どんな風に色が現れるのか…。
仕上は、作家さんに委ねます。
素焼きしていただき、仕上の呉須を挿してから、本焼きです。


“染付け”とは言っても、筆を使わない、象嵌染色技法。
実際にやってみると、
真っ直ぐの線を引くことの難しさ、
思い通りのやわらかな曲線が引けない難しさを
みなさん感じていらっしゃいました。
「見るのとやるのは大違い」なんですね。

陶芸家の仕事工程を実際に体験していただくことで、
「今までに気づかなかった視点や、
また違った観点から作品を見ることができそうです。」
との声が、参加者からあがっていました。


今日を楽しみに何週間も前から図案を考えて
お集まりくださったみなさま、
お疲れさまでした。
好きなもの、大切にしていることなどを作品に表して、
それぞれに個性的な器に仕上りそうです。
構想段階から熱心に取り組んでいただき、
真剣勝負していらっしゃる姿に、
作家さんも私達も感心しておりました。

1ヶ月後の焼き上がりまで、
どんな感じに仕上がるのか、
まだまだワクワクの時間が続きますね。
「できましたよ」のご連絡を楽しみにお待ちください。