“FAVORITES” コラム Vol.4〜6
食×音楽×工芸のコラボイベント
“FAVORITES” 9月8日(土)・9日(日) 開催
Facebook で展開しているイベントのページに、
このイベントの主催者たちをもっと知っていただこうと
コラムを綴っています。
Vol.4〜6を以下にまとめました。
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[ 8月17日 ]
こんにちは、十二ヵ月です。
先回お話しした食材を、幸田シェフはどのように調理しているのか…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Vol.4『食を楽しむ』
Vol.2でお話した幸田シェフのご自宅には、やはり手づくりの石窯があります。
イタリアン料理を得意とするシェフは、薪をくべてピザを焼きます。
この窯は、「地元農産物の商品開発や仲間が集まれる場所づくり」
をコンセプトにつくられたと聞きます。
志を同じくする人が和気あいあいと集い、
次へつなぐ場所としてのシンボル的存在になっていることが想像されます。
2011年には、「土があれば、窯ができる」と、土釜づくりもしました。
大人も子供も一緒になってのどろんこ遊びです。
そして、「木があれば、火をおこせる」と、薪をくべてみんなで料理の始まりです。
「山があれば、窯を作り火をおこし、食べていくことができる。」すごいですね、
地球の恵みを地球で料理しているイメージが沸いてきます。
そしてそこには、自然とこぼれる笑顔がある。
そう、これが「自然からの贈り物」なのです。
シェフの衣食住あらゆる面から感じるのは、「持続可能で、心地よい循環を
つくりながら、みんなで夢と未来を描いていきたい」という思い。
自然からいただく食で笑顔をつくるために、みんなで楽しむことも忘れない。
シェフの実践する調理の一部です。
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[ 8月30日 ]
こんにちは、十二ヵ月です。
先日の“Pre FAVORITES”では、9月の2日間にみなさまに楽しんでいただく、
シェフ・幸田直人さんの“恵み”のお料理への期待も高まりました。
さて、今日からは、このイベント内容で一緒に楽しんでいただく要素、
「音」と「器、道具」をつくってくださる方々の話をお伝えしていきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Vol.5『その場所でしか生まれない音』
今回の“FAVORITES”で、会場の素敵な空気感をつくってくださる要素のひとつは、
小山和音さんの「リアクティブ音響生成システム」。
どんなものなのか、伝わりにくいですね。
全てをお話しすると当日のお楽しみを奪ってしまうので、
少しだけお話したいと思います。
小山さんは、作曲家、演奏家としての経歴をお持ちですが、
現在は“サウンドシステムのプログラマー”としての活動を中心にしています。
今回のシステムで生み出される音は、その場所で生まれる音を予め素材として録音し、
当日のその場所で起こるリアルタイムな変化に反応して鳴るようにした、
「その場所で、その瞬間瞬間にしかない音」です。
その場所=会場(THE SHOP 十二ヵ月)で予め録音された音の素材は、例えば、
コップの中で氷がカラカラという音、テーブルの上で物がコトリと立てる音など、
日常的にそこで聞こえてくる何気ない音たちです。
その音が、当日の会場でリアルタイムに起こる変化=人の動き、物音や話し声、
明るさ、などに反応し、その都度違った音となって鳴らされます。
自分の居る場所から録れた音が、自分のいる場所が要因になって、
場所に調和した音として新たに生まれる。
そう、参加者ご自身も音を生み出す要因のひとつなのです。
こんな音を届けてくれる小山和音さんは、どんな方なのでしょうか?
次回につづきます。
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[ 9月2日 ]
こんにちは、十二ヵ月です。
先回のコラムにつづいて、小山和音さんについてのお話です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Vol.6『音⇄音楽』
小山和音さんとお話したり、彼の書いたものを読んでいると、
“音”という言葉が多いことに気づきます。
作曲家、演奏家としての経歴もある方が、現在は“音を生み出すしくみの作り手”
としての活動に主軸を置き換えていることが所以でしょう。
小山さんは、生後まもなくから、音楽家である母親のピアノと、
父親のコンピューターに触れ、育ちました。
スイス在住の幼少期には音楽幼稚園を卒業し、帰国後もさまざまな楽器や音楽教育を、
国内外の学校や音楽家への師事を通じて受け、幼い頃から作曲もしていたとききます。
そして現在も、次の留学を検討中。現在の活動を深めるための計画です。
クラッシックが中心だった子供時代の音楽との関わりが、青年期を経て現在までに、
さまざまなものに変化してきた中で、今最も伝えたい、表現したいことが、
音楽の素粒子的な存在である“音”に行きついたのだと感じます。
「場所に調和した“たたずまい”のようなかたちであらわす音」をつくり出し、
感じていただくための「リアクティブ音響生成システム」による
インスタレーションです。
また、音について多くの方にもっと知っていただくための、
ファシリテーターとしての活動も積極的に行なっています。
自分の声でいろいろな現象を体験しながら、音そのものについてや、
音と人のかかわり、音に関する技術について知ることができる『音を知るセミナー』、
そもそも音楽って何だろう?から考えなおし、
持ち寄った楽器ではないモノから自由に音を出し、ただの「音」が「音楽」へ
変わる瞬間を体験しようとする『音楽を考えるワークショップ』です。
音に興味をもつことは、音楽への興味に還っていくことにもなるのだと思います。
音楽にはあまり関心が無かったとお思いの方も、
音にふれて、新しい気づきがあるかもしれません。
“FAVORITES”の2日間は、小山さんも会場でみなさまをお待ちしています。
〈小山和音・公式web site〉http://kazunekoyama.com/
“FAVORITES” 9月8日(土)・9日(日) 開催
Facebook で展開しているイベントのページに、
このイベントの主催者たちをもっと知っていただこうと
コラムを綴っています。
Vol.4〜6を以下にまとめました。
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[ 8月17日 ]
こんにちは、十二ヵ月です。
先回お話しした食材を、幸田シェフはどのように調理しているのか…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Vol.4『食を楽しむ』
Vol.2でお話した幸田シェフのご自宅には、やはり手づくりの石窯があります。
イタリアン料理を得意とするシェフは、薪をくべてピザを焼きます。
この窯は、「地元農産物の商品開発や仲間が集まれる場所づくり」
をコンセプトにつくられたと聞きます。
志を同じくする人が和気あいあいと集い、
次へつなぐ場所としてのシンボル的存在になっていることが想像されます。
2011年には、「土があれば、窯ができる」と、土釜づくりもしました。
大人も子供も一緒になってのどろんこ遊びです。
そして、「木があれば、火をおこせる」と、薪をくべてみんなで料理の始まりです。
「山があれば、窯を作り火をおこし、食べていくことができる。」すごいですね、
地球の恵みを地球で料理しているイメージが沸いてきます。
そしてそこには、自然とこぼれる笑顔がある。
そう、これが「自然からの贈り物」なのです。
シェフの衣食住あらゆる面から感じるのは、「持続可能で、心地よい循環を
つくりながら、みんなで夢と未来を描いていきたい」という思い。
自然からいただく食で笑顔をつくるために、みんなで楽しむことも忘れない。
シェフの実践する調理の一部です。
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[ 8月30日 ]
こんにちは、十二ヵ月です。
先日の“Pre FAVORITES”では、9月の2日間にみなさまに楽しんでいただく、
シェフ・幸田直人さんの“恵み”のお料理への期待も高まりました。
さて、今日からは、このイベント内容で一緒に楽しんでいただく要素、
「音」と「器、道具」をつくってくださる方々の話をお伝えしていきます。
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Vol.5『その場所でしか生まれない音』
今回の“FAVORITES”で、会場の素敵な空気感をつくってくださる要素のひとつは、
小山和音さんの「リアクティブ音響生成システム」。
どんなものなのか、伝わりにくいですね。
全てをお話しすると当日のお楽しみを奪ってしまうので、
少しだけお話したいと思います。
小山さんは、作曲家、演奏家としての経歴をお持ちですが、
現在は“サウンドシステムのプログラマー”としての活動を中心にしています。
今回のシステムで生み出される音は、その場所で生まれる音を予め素材として録音し、
当日のその場所で起こるリアルタイムな変化に反応して鳴るようにした、
「その場所で、その瞬間瞬間にしかない音」です。
その場所=会場(THE SHOP 十二ヵ月)で予め録音された音の素材は、例えば、
コップの中で氷がカラカラという音、テーブルの上で物がコトリと立てる音など、
日常的にそこで聞こえてくる何気ない音たちです。
その音が、当日の会場でリアルタイムに起こる変化=人の動き、物音や話し声、
明るさ、などに反応し、その都度違った音となって鳴らされます。
自分の居る場所から録れた音が、自分のいる場所が要因になって、
場所に調和した音として新たに生まれる。
そう、参加者ご自身も音を生み出す要因のひとつなのです。
こんな音を届けてくれる小山和音さんは、どんな方なのでしょうか?
次回につづきます。
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[ 9月2日 ]
こんにちは、十二ヵ月です。
先回のコラムにつづいて、小山和音さんについてのお話です。
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Vol.6『音⇄音楽』
小山和音さんとお話したり、彼の書いたものを読んでいると、
“音”という言葉が多いことに気づきます。
作曲家、演奏家としての経歴もある方が、現在は“音を生み出すしくみの作り手”
としての活動に主軸を置き換えていることが所以でしょう。
小山さんは、生後まもなくから、音楽家である母親のピアノと、
父親のコンピューターに触れ、育ちました。
スイス在住の幼少期には音楽幼稚園を卒業し、帰国後もさまざまな楽器や音楽教育を、
国内外の学校や音楽家への師事を通じて受け、幼い頃から作曲もしていたとききます。
そして現在も、次の留学を検討中。現在の活動を深めるための計画です。
クラッシックが中心だった子供時代の音楽との関わりが、青年期を経て現在までに、
さまざまなものに変化してきた中で、今最も伝えたい、表現したいことが、
音楽の素粒子的な存在である“音”に行きついたのだと感じます。
「場所に調和した“たたずまい”のようなかたちであらわす音」をつくり出し、
感じていただくための「リアクティブ音響生成システム」による
インスタレーションです。
また、音について多くの方にもっと知っていただくための、
ファシリテーターとしての活動も積極的に行なっています。
自分の声でいろいろな現象を体験しながら、音そのものについてや、
音と人のかかわり、音に関する技術について知ることができる『音を知るセミナー』、
そもそも音楽って何だろう?から考えなおし、
持ち寄った楽器ではないモノから自由に音を出し、ただの「音」が「音楽」へ
変わる瞬間を体験しようとする『音楽を考えるワークショップ』です。
音に興味をもつことは、音楽への興味に還っていくことにもなるのだと思います。
音楽にはあまり関心が無かったとお思いの方も、
音にふれて、新しい気づきがあるかもしれません。
“FAVORITES”の2日間は、小山さんも会場でみなさまをお待ちしています。
〈小山和音・公式web site〉http://kazunekoyama.com/
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