ワークショップ『抹茶碗の会/織部編』

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シリーズ 全3回 ー vol. 1
『美濃焼伝統工芸士・工藤 工さんとつくる抹茶碗の会』
 織部編
 参加者募集中


2013.10.13/日 13:00〜


詳細は→【参加者募集】美濃焼・抹茶碗ワークショップ


歴史に残る桃山文化を今に継承する“美濃焼”。
この東海地方の陶磁器産業の礎となり、
全国の窯業に多大な影響を与えているものです。

この地域アイデンティティとしての美濃焼を改めて知り
暮らしの中で触れ合っていただくためのワークショップ。
美濃焼伝統工芸士・工藤 工(くどう たくみ)氏をお招きし、
美濃焼についてのミニ講義、抹茶碗制作の指導をしていただきます。

織部」が、茶人・古田織部の指導で創られたことは
余りにも有名ですね。

抹茶コーヒー碗皿

この「織部碗皿」は、
当店のカフェメニュー、抹茶コーヒーの専用カップとして
工藤氏にオリジナル制作していただいたものです。

和風を意識し、抹茶碗のスタイルをアレンジした碗皿。
カフェ・オ・レ風にドリンクを…。
アイスクリームやデザートカップとしても…。
見た目から食欲をそそる織部の緑は、
さまざまな器と相性のよい色彩で
テーブルコーディネートを引き立てる
人気の高い焼きものです。


ワークショップでは、この織部の仕上の碗を制作します。
フォルムは、つくる方次第。
当日まで、さまざまな器を観ながら
楽しく構想を練っておいてくださいね。




icuraの木の器ほか入荷

木工家・筒井則行さん(icura)の作品が入荷しました。

くるみのオイル仕上の木の器や小物たちです。


icura入荷130925_1

丸皿(さくら)直径215mm / つるつる :¥5,250
つなぎ皿(種々いろいろ)/¥4,200〜
まめ楕円皿(各樹種) / ¥1,575
カッティングボード(各樹種)/ ¥2,625、¥3,150
箸(鉄木)/ ¥1,260

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ポケットハウス カード立て(各樹種) / ¥525

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角皿(さくら)240mm×170mm / ¥ 5,250


Online siteへはまだ未掲載のため、
ご希望の方は、mail、tel、faxにてお問合せください。

E-mail : info@jyunikagetsu.com
tel&fax : 052-321-1717





【予告】工藤工 / ミノヤキ展(陶)

工藤 工
ミノヤキ 展


2013.11.2/土 ー11.12/火


工藤個展DM_2013


桃山の優美さを継ぐ美濃焼。
陶工・画工・茶人たちの粋が生んだ多様で豊かな器たち。

美濃焼伝統工芸士として
古きを守りながら、今の暮らしに寄り添う
スマートさをそなえた
工藤さんのミノヤキ。

織部、志野、呉須、粉引、灰釉、鉄絵、赤絵

地域アイデンティティとしての焼きものを
あらためて見詰めていただけたらと…。





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※作品展の一連イベントとして、
 工藤工さんの抹茶碗制作work shopを開催します。

 詳細は、こちら
 →【参加者募集】美濃焼・抹茶碗ワークショップ




【参加者募集】美濃焼・抹茶碗ワークショップ

※追加開催決定
11/10(日)13:00〜「呉須(ごす)編」が更に1日追加されました。

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シリーズ 全3回
『美濃焼伝統工芸士・工藤 工さんとつくる抹茶碗の会』
 参加者募集



ものづくりを経験すると、
モノができる過程のおもしろさ、難しさがみえてくる。
つくり手と会話すると、
モノの裏側にある思い、人としての魅力がみえてくる。
モノを知り、それをつくる人を知ることは、
毎日を共に過ごすモノへの興味・理解・愛着を深めることになり、
それは、自分の暮らしを愛しむことにつながっていくのです。

十二ヵ月のワークショップでは、
そんな大切なことに気づいていただけたら素敵です。
毎回さまざまな技術、技法をご紹介しながら
楽しくものづくりを体験していただくひととき…。

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今回は、美濃焼伝統工芸士・工藤 工(くどう たくみ)氏をお招きし、
桃山から今に継がれる美濃焼についてのミニ講座、作陶体験の会を開催します。

織部参考 呉須参考 志野参考
織部イメージ        呉須イメージ        志野イメージ

多様な釉薬を用い、豊かな焼きもの文化が継承されている美濃焼。
その歴史は平安時代に遡り、安土桃山時代に開花した桃山文化として、
陶工・画工・茶人達が日本を代表する優れた器を生み出し、
一大産地となっていきました。
代表的な「織部、志野」などは、余りにも有名です。

現在の美濃は、魅力ある現代陶芸家を輩出する町としても名声を得ていますが、
地元に住まう人々の中にも、伝統の美濃焼をよく知らない人が増えている
という状況が危惧されます。
日本の歴史の中で、重要な陶磁史をもつ焼きもの。
地域アイデンティティとしての美濃焼を改めて学び、
暮らしの中で触れ合っていただくための足掛かりとなることを期待しています。
全国、世界へと視野を広げるにつれて、
地元の魅力を知ることの重要性がわかってくるばずですから…。

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《 工藤工(陶芸家/美濃焼伝統工芸士)》
1966年、岐阜県土岐市駄知町生まれ。
1991年、多治見市陶磁器意匠研究所終了。父、工藤陸雄氏に師事。
2005年、美濃焼伝統工芸士に認定。

十二ヵ月では開業時より器の制作をお願いしています。
カフェにて提供する“抹茶コーヒー”、“どら焼きセット”の器は、
工藤工氏による当店オリジナルの作品です。
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【 概要 】

■第1回「織部(おりべ)編」10月13日(日)※終了
■第2回「呉須(ごす)編」 11月 3日(日)個展期間中
■第2回・追加「呉須編」  11月10日(日)個展期間中
■第3回「志野(しの)編」  2月16日(日)

※美濃焼の代表的な釉薬を、3回に分けてレクチャーします。

1. 美濃焼講座(30分)
 美濃焼の歴史と特徴、各回ごとのテーマとしている釉薬について。

2. 作陶体験 / 抹茶碗の成形(30〜60分程度)
 粘土の塊を手びねりで抹茶碗に成形します。お一人様につき1個。
 施釉〜焼成は作家が工房に持ち帰り行います。お渡しは後日になります。

工藤_茶碗の会参考

3. 作家を囲んでのティータイム。
 ケーキセットを召し上がりながら、ご歓談ください。

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【 募集要項 】 

日程:■第1回「織部(おりべ)編」10月13日(日)※終了
   ■第2回「呉須(ごす)編」 11月 3日(日)個展期間中
   ■第2回・追加「呉須編」  11月10日(日)個展期間中
   ■第3回「志野(しの)編」  2月16日(日)

  ※11/3、2/16は、満席のためキャンセル待ち受付となりました。
   ご希望の方は、文末をご覧ください。


   各回共 13:00〜(所要時間2〜2.5h)

会場:THE SHOP 十二ヵ月・奥の部屋
定員:各回8名限定
対象年齢 : 小学生以上(小学生のご参加には、大人の付添いが必要)
費用 : 3,900円
   ※講座・作陶料、ケーキセット代を含む。
   ※完成品は、約1ヶ月後に十二ヵ月にてお引き渡しの予定。
    配送をご希望の場合は、送料実費必要。

※道具類も全てご用意します。
※汚れても良い服装、若しくはエプロン等持参でお越しください。
 
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【 申込方法 】 

下記申し込みフォームをご利用(ペースト)いただき、
E-mailまたはFAXで十二ヵ月宛にお送りください。

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『美濃焼伝統工芸士・工藤工さんとつくる抹茶碗の会』
 申込フォーム


・お名前    :

・ご住所    : 〒

・お電話番号  : (携帯電話をお持ちの方は、そちらでご登録をお願いします)

・返信先E-mailアドレス 又は FAX番号 :

・参加希望日  :(第1回/織部編、第2回/呉須編、第2回・追加/呉須編、第3回/志野編よりお選びください)

・参加希望人数 :  名(+付添い 名)
         ※小学生のご参加には、大人の付添いが必要です。

・その他備考 :

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※ご予約は先着順で受け付け、定員になり次第締め切らせていただきます。
 (キャンセル待ち可能)
 受付後、予約内容確認のメール又はFAXの返信をもって
 ご予約の完了とさせていただきます。
※ご予約完了後のキャンセルは、速やかにご連絡をお願いします。
 ただし、やむを得ないご事情に限らせていただきます。
 尚、開催日の10日前以降のキャンセルはご遠慮ください。
 (別の回などで振替は検討いたします)

※お申込先 : THE SHOP 十二ヵ月
        E-mail : info@jyunikagetsu.com
        FAX   : 052-321-1717



少人数で和気あいあいと進めてまいります。
多様な美濃焼を学んでいただくには全3回のご参加が効果的ですが、
お好みの回のみのご参加も歓迎いたします。

抹茶碗ですが、アイデア次第でさまざまな使い方も。
十二ヵ月では、工藤さんの抹茶碗スタイルの器で
コーヒーなどを提供しております。
デザート碗などにも…。

地域の工芸を親子で学んでいただくのもいいですね。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。





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2013-10-13〈追記〉

第2回「呉須編」を更に1日追加で開催することに決定しました。
■第2回・追加「呉須編」11月10日(日)13:00〜

申込みを開始します。


2013-10-08〈追記〉

残席状況

■第1回「織部編」10月13日(日)…満席になりました(キャンセル待ち受付可)
■第2回「呉須編」11月 3日(日)…満席になりました(キャンセル待ち受付可)
■第3回「志野編」 2月16日(日)…満席になりました(キャンセル待ち受付可)

引き続き、ご希望の方はキャンセル待ち受付させていただきます。

※キャンセル待ちのご注意※
・当日ご参加の可否は、キャンセルが出た場合のみご連絡をさせていただきます。
・お申込み時に、「最終のご連絡が何時までで当日のご来店が可能か」
 をお書き添えください。




Studio Bunrin/倉井由紀子展より〜vol.3

Studio Bunrin / 倉井由紀子
〜タイ・ラオスの邑より〜


2013.9.14/土 ー9.21/土


会期は残すところ2日となりました。
倉井さんは、本日夕方から在廊中。
明日の最終日も、みなさまのご来店を店頭でお待ちしています。

テキスタイルを生かした装いを…と
衣服やストールなどの作品が多いのですが、
こんな作品もまた楽しくご覧いただきたいものたちです。

倉井展2013_9

手紡ぎの糸を草木染めした生地は、切売りもしています。
ご自身で衣服や小物に仕立てられる方も。

少数民族の衣装用に織られる手の込んだ織地は、
衣服の裾や袖口を飾ったり、ベルトとして用いられたりするものです。
小物などにアレンジしたり
そのままインテリアとしてお楽しみいただいたり、
アイデア次第でいろいろと…。

倉井展2013_10

先回の作品展で生地をご購入されたお客様が
シャツジャケットに仕立てられたものをお召しになって
ご来店くださいました。
苧麻ならではの強いシャリ感と
深い緑の色合いが効いた素敵な服に変身していて、
倉井さんも私たちも感慨一入です。

倉井展2013_11

タイやラオスは、繊細な銀細工もまた有名です。
倉井さんがチョイスした銀のアンティーク小物。
優雅でシックな時が流れています。

倉井展2013_12

同じく、銀のブレスレット。
倉井さんが買い付けてきた銀製品のファンも多いです。

倉井展2013_13

アジア諸国には、インテリアにも素敵なものがいっぱい。
タイ・メーチェムの枕と
ラオス・バーンナヤンのタペストリー。

倉井展2013_14

モン族のとても細かいアップリケを額に仕立てて。
ズームアップしていますが、
3mmほどのグリットで構成されています。
溜め息がこぼれそうな手仕事。


タイ・ラオスの手仕事たち。
明日、9月21日(土)が最終日です。




Studio Bunrin/倉井由紀子展より〜vol.2

Studio Bunrin / 倉井由紀子
〜タイ・ラオスの邑より〜


2013.9.14/土 ー9.21/土


本日は、ファッションのスパイス、
スカーフやストールをご紹介。

倉井展2013_5

手紡ぎの生成りの綿糸を、もじり織りに。
素材のシンプルさが、織りの特徴を引き立てています。
“もじり”とは、糸を捻って織ること。
日本の和服生地の“絽”や“紗”も同じ技法に分類されますが、
このように透かし部分がデザイン模様となって見える織りは、
ラオスらしい作品です。

倉井展2013_6

綿素材のやさしい肌触りの織物たち。
使い込むほどに柔らかさを増していきます。
シンプルな織りに見えますが、近づいてみると複雑な組成も。
大人のナチュラル感が漂う、
肩の力を抜いたファッションに合わせて欲しい作品。
草木染めの落ち着いた色彩も、季節に相応しいですね。
タイ/ ラオス

倉井展2013_8

2013年の秋冬は、赤がトレンドとか。
草木染めの赤系は、やさしくシックな彩り。
上質な薄手のシルクは、年間を通して楽しめます。
首元の一枚が、装いをワンランクアップさせます。
ラオス・ペンマイ / ビエンチャン

倉井展2013_7

織りによる模様は、伝統的なものの他、
ドットやチェックなど現代的なデザインも増えてきました。
経緯と(縦糸)と横糸の色を変えて織られたシルクは、
光線や角度によって微妙に色が変化して見え、
玉虫のような美しさを感じます。
ラオス・ペンマイ



Studio Bunrin/倉井由紀子展より〜vol.1

Studio Bunrin / 倉井由紀子
〜タイ・ラオスの邑より〜


2013.9.14/土 ー9.21/土


本日、初日を迎えました。

倉井展2013_1

秋の入口から楽しんでいただける装い。
天然素材の柔らかさ、軽やかさを生かした作品たち。
草木染めのやさしくシックな色彩が
この季節の心にもピタリとはまります。

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刺繍と間違う方が多いのですが、全てが織り。
長期にわたって緻密な作業が要求されるため、
若く技術の高い人にしか織れない見事な織布です。
近年はラオスでも富裕層が拡大し、
贅沢な織布が増えているとのこと。
左 : ラオス・ボーケオオ ルー族
右 : ラオス・ビエンチャン

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刺繍が施された、ラオス・ヤオ族の織布です。
透け感を生かしたものは珍しいのですが、
透けてもなお美しいように、
表も裏もなく、両面に同じように糸を刺してある。
この技術の高さ、わかりますか?

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こちらが一般的なラオス・ヤオ族の織布。
鮮やかな刺繍が目を引きます。
ラオスの各民族の織布は、元は民族衣装のためのもの。
だからこそ、それぞれの土地ならではの素材、染料を用い、
固有の織り柄や刺繍模様に仕上げられています。