『抹茶碗の会/呉須編』開催と織部茶碗完成

『美濃焼伝統工芸士・工藤 工さんとつくる抹茶碗の会』
 呉須編
 


10月の「織部編」に続き、「呉須編」を開催しました。

「呉須編」は、追加開催を予定しています。
11/10(日) 13:00〜
ご予約・詳細は→『美濃焼伝統工芸士・工藤 工さんとつくる抹茶碗の会』


抹茶碗呉須の会_1103

粘土の塊を手びねりで茶碗の形にしていく作業。
茶碗には、さまざまな形が有りますが、
厚く重厚感のあるつくりもよし
薄く軽やかなつくりもよし
お好みのカタチで…。
今回は、そこをポイントにご指導いただきました。

呉須抹茶碗サンプル

先回の「織部編」の中で工藤さんがつくられていた茶碗は、
呉須の化粧をされて、今回の参考作品に。

呉須鉢

開催中の個展の作品から「呉須絵楽描 鉢」を絵柄見本に。
このような絵柄を、参加者がつくった作品の形にあわせて
工藤さんが描いてくださいます。
「参加者と工藤工とのコラボですね」と工藤さん。

工藤さんの呉須絵は、一般に見られる細密さを求めたものではなく、
織部編でお話しされた織部の精神を意識しながら、
軽快な筆運びの面白さが伝わる作品になっています。


織部抹茶碗完成

そして、先回の「織部編」の作品が焼き上がりました。
青織部、弥七田織部、総織部と呼ばれる3種の織部作品。
それぞれに素敵です。
よい色が出せたと、工藤さんもおっしゃっていました。