THE GABANS “Shirts & Animals”より〜明日は在廊日

THE GABANS / Takashi Matsumoto
“ Shirts & Animals ”

2014.4.23/水 ー4.30/水



アートピ−スのアニマル(人形)たち。

Tiger

今回のシャツは立体裁断でつくられていることによる
心地よいフィット感も一つの特長です。
“立体裁断”とは、ボディに布を当て、
思い通りの立体的な形に切り取りながら
型紙を作る高度な技術です。

ものに添わせながら自由に形づくる作業には
下描きもありません。
ある意味、即興的な要素を含んでいます。
このアニマルたちは、
松本さんの芸術性の一面をその立体裁断の高い技量で
具現していると言うことができます。
ファッションデザイナーならではの作品です。



★明日、4月26日(土)は、松本崇さんの在廊日です。

お酒が好きな彼が口にした、
「ワインでも飲みながら服の話ができたら、最高の大人の時間だな」
という言葉を実現しようと思います。

ワインなどアルコールを片手に
松本さんと作品のお話ができるように
ご用意してお待ちしております。




THE GABANS “Shirts & Animals”より〜自分らしさの表現とは

THE GABANS / Takashi Matsumoto
“ Shirts & Animals ”

2014.4.23/水 ー4.30/水



DMに写っている“鍵”のお話しを…。

シャツと鍵_1

鍵が下げられているのは、胸元にあるループ。
「この場所にはブランドのマークやロゴを付けるのではなく、
その人のマーク(のような意味合いのもの)を付けて欲しい」
というのが、松本崇さんの思い。

こだわりのもの、好きなもの、
生活や仕事に欠かせない自分の欠片のようなもの、
“自分らしさを表現する何か”が、人それぞれにあるはず。

それは何かと意識し選択することで、
“自分らしさとは何か?”と
シャツがあなたに問いかける時間をくれるのです。

お花を愛する人ならば、
春真っ盛りのこの季節に、お花を一輪…でしょうか。

シャツと鍵_2

DM用写真の撮影のために、
“十二ヵ月らしいもの”の選択を委ねられました。

人とモノとのかかわりを繋ぎ
大切なひとときを楽しんでいただくための
ギャラリー・カフェと、
インテリアデザイナーとしての仕事。

これら全てがあっての私たち。
選んだ答えは“古い鍵”でした。

どうしてこの鍵なのかは、
ぜひ十二ヵ月でお話しさせてくださいね。




THE GABANS “Shirts & Animals”初日

THE GABANS / Takashi Matsumoto
“ Shirts & Animals ”

2014.4.23/水 ー4.30/水



初日をむかえました。


GABANS展始まり_1

生地選びからデザイン、縫製まで
一切の手抜きをなしにつくられるTHE GABANSのシャツ。

手に取ってわかる縫いの一つ一つの丁寧さ。
羽織ってわかる立体裁断によるデザインの心地よさ。
初日から感嘆の声をたくさんいただきました。

GABANS展始まり_2

立体裁断の技術でつくられるアニマル。
型紙などはなしに全てが手の感覚のみで立体化されていく。

ファッションデザイナーが見せる
アーティストとしての世界観。
只々 楽しくて驚きがいっぱいで…。


十二ヵ月でも今までにない空気を感じています。
会期は、4月30日(水)まで。
ぜひご高覧ください。




『抹茶碗の会/志野編』茶碗完成

2013年に全3回のシリーズで開催しました
『美濃焼伝統工芸士・工藤 工さんとつくる抹茶碗の会』
最終回、「志野編」の作品が完成しました。


志野茶碗の会完成_1

それぞれのつくられた茶碗に
志野釉鼠志野釉をかけ、焼成していただきました。
シックな風情ある作品に仕上がりましたね。

志野茶碗の会完成_2

余りの時間を利用して、
みなさん小作品も追加でつくられました。
ぐい呑みが多かったようですが、
花を眺めながらの一杯に間に合ったでしょうか。


今回の参加者さまの中には、
過去に陶芸教室に通われていた方をはじめ、
この茶碗の会に2度目の参加の方、
陶芸体験歴のある方が複数いらっしゃいましたが、
この志野でつくることのできる機会は少ないので、
とても貴重だと喜んでくださっていました。

工藤さんは、この企画の初回打合せで
「美濃で茶碗と言えば、まずは志野でしょう」
とおっしゃいました。
みなさんのお手元で遥か桃山に思いを馳せながら、
暮らしの中で親しんでいただけましたら幸いです。


最後になりましたが、
長期間に渡りこの企画を支えていただきました
工藤さんに改めて感謝を申し上げます。
地元のやきものを伝えるワークショップは、
さまざまな形で今後も続けて参りたいと考えています。




野田里美さんの黒紅カップ&ソーサー

陶芸家・野田里美さんの新作、
黒紅カップ&ソーサーが入荷しました。


野田_黒紅CS_1
〈野田里美 / 黒紅 マグカップ : 3,240円 、ソーサー : 2,160円〉

2013年冬に開催した個展の際に好評だった黒紅マグカップ
「十二ヵ月ならばカップ&ソーサーが欲しい」と
制作をお願いしてありました。

野田さんのマグカップは、
取手のバランスも気遣いが効いていて心地よい。
そしてこの質感と表情については、
皆さんにお薦めすべき特筆事項があるので…。

野田_黒紅CS_2

マットな黒の合間から、僅かにのぞき見られる赤い肌。
弁柄(べんがら/酸化鉄)の発色した色味です。

この器は、使い込むと表情を変えていきます。
マットな黒は磨かれて艶を持ち、
次第に下から弁柄の赤がほのかに現れてくる。
まるで漆器の曙塗のような“育ち”を味わえるのです。


野田_黒紅CS_3

早速カフェの方でも、
お客さまにお楽しみいただけるようにしました。
このカップで最初の一杯目は、野田さんにサーブ。
やはりカフェで使用している
銀ストライプカップ&ソーサーのデータを採りながら
ひと息ついていただきました。

どう育っていくのか…。
また楽しい時間がスタートしました。




藤井憲之さんのカップ&ソーサー“薄墨”

満開を迎えた薄墨桜(岐阜県本巣市)が
朝刊の一面を飾っていました。

樹齢1,500年余り、
薄ピンク〜白〜淡墨色へと色を変える名桜。

薄墨桜

十二ヵ月でも、「薄墨」が春を楽しませてくれます。

藤井_CS薄墨
〈藤井憲之 / Coffee c/s “薄墨”  : 6,480円〉

陶芸家・藤井憲之さんの代名詞とも言える、カップ&ソーサー。
使い手へのやさしさに溢れたきれいなフォルムと、
手に取ったときのやわらかな心地が特徴です。

このシリーズでごく僅かにつくられる“薄墨”釉。
春の空気によく映えます。

藤井_CS3色
〈藤井憲之 / Coffee c/s 白磁、青白磁、薄墨  : 各6,480円〉

このカップ&ソーサーは、全3色でお取扱いしています。
白磁、青白磁、薄墨、
それぞれの味わいをお楽しみください。





PACEの新作・定番コースター

機織り作家が展開するブランドPACEから
定番として使っていただきたい
新作のコースターができました。


PACE_定番コースター_全色
〈PACE / コースター  : 702円〉

麻(Linen)100%のコースターは、全4色×2種類。
各2色の糸を、ツートンカラーとミックスカラーで展開しています。

麻は丈夫で、乾きが早い。
そしてこの糸は、
長繊維に強い撚りをかけた上質なもの。
十二ヵ月と作家とのミーティングを重ね、
しっとりと艶やかな表情で、
季節を問わずお使いいただけるものを目指しました。

PACE_定番コースター_茶

PACE_定番コースター_桃

PACE_定番コースター_赤

PACE_定番コースター_青


コースターの色が変わると雰囲気も変われば、
器の色映りも変わります。

気分や季節に合わせて、器によって、
コーディネートをお楽しみください。