「アツアツを食卓へ」桑原結子

「アツアツを食卓へ」

2014.10.25/土ー11.4/火


出展作家・作品のご紹介 ー 4
ガラス作家・桑原結子
(耐熱ガラス)

アツアツを_桑原1

制作する作家がまだ少なく、
認知度も低い耐熱ガラスの器。
ホウケイ酸ガラス(ボロシリケイトガラス)を素材に、
バーナーブロウと呼ばれる技法でつくられます。
バーナーワークによる吹きガラスです。

今回は、作家ものの手づくりの耐熱ガラスの器を、
作家ものの陶磁器と同じように
もっと知っていただき、
もっと気楽に楽しんでいただけるように、
より多くの方に知っていただきたいと願っています。

この素材ならではの発色と輝きが美しい“ソースポット”は、
こんなにもアートフルですが、もちろん加熱が可能な器です。

アツアツを_桑原2

“片口”は、クリアガラスをメインに
少しシックな雰囲気の漂うシンプルな器。

お料理のソース用に
ミルクピッチャーとして
お酒の熱燗用に
多用途に加熱して使える器です。

アツアツを_桑原3

徳利や酒杯、猪口などの“酒器”は、
すでに熱燗好きのみなさまに愛されている作品。
冬にガラスの酒器で熱燗、
夏にガラスの酒器で熱燗、
どちらも粋ではありませんか。

いずれの作品も、加熱調理はレンジ、湯煎でどうぞ。



ホウケイ酸ガラス(ボロシリケイトガラス)の器と言えば、
実はビーカーや試験管などの理化学器が大元です。
一説では、理化学器をつくる職人が
遊び心でアートなものをつくったのが、
バーナーブロウ作品の始まりだったとか。

どうぞ実際に手に取って、
この素材から生まれる器の豊かさ、面白さを感じてください。




「アツアツを食卓へ」水野正美

「アツアツを食卓へ」

2014.10.25/土ー11.4/火


出展作家・作品のご紹介 ー 3
金属工芸作家・水野正美
(銅)

アツアツを_水野3

1枚の銅板をコツコツと打ち出した槌目の跡が
手仕事ならではの優しさと美しさを持つ銅の作品。

今回は、「アツアツを食卓へ」のコンセプトに合わせて
お薦めしたいモノたちを揃えていただきました。

アツアツを_水野1

この企画のためにつくっていただいた新作
“パエリアなべ”は、大・中・小の3サイズ。
ハンドルがコンパクトなデザインになっています。

銅の材質の利点を活かしながら調理し、
作品の素敵さをそのまま食卓へ持ち込んで楽しみたい
という思いをカタチにしていただいたものです。

直火で調理し食卓へ並べる“パエリア”にぴったりな鍋ですが、
とても多用途に使える嬉しい道具です。
例えば、お肉やハンバーグなどは、
直火で表面を焼いた後にそのままオーブンで加熱調理し、食卓へ。
もちろん、すきやき他の鍋ものに使う浅鍋としても…。

アツアツを_水野2

冬は、ストーブの上にやかんやポットを。
お鍋でスープや煮込み料理をつくって、食卓でサーブ。

銅は火から下ろしても熱さが持続するので、
アツアツを楽しむためには優秀な道具です。
いろいろなお料理や場面で活躍してくれることでしょう。
みなさんのスタイルに合わせて
楽しみ方をさまざまに広げてくださいね。



※水野正美さんの在廊予定 : 11月2日(日)




「アツアツを食卓へ」石黒いずみ

「アツアツを食卓へ」

2014.10.25/土ー11.4/火


出展作家・作品のご紹介 ー 2
陶芸家・石黒いずみ
(耐熱土)

アツアツを_石黒1

のびやかに挽かれたろくろの跡目が
やわらかな表情を見せている石黒さんの器。
人気の耐熱器を新作で出展してくださっています。

今回のシリーズは、丸くてコロリとしたフォルムが特徴。
Gratin”も更にかわいらしい姿に。

アツアツを_石黒2

Casserole”でスープを作って、“Soupe”カップに取り分ける。
Soupe”をオーブンで加熱して、
オニオングラタンなども美味しそう。
もちろん、直火、オーブン、レンジ、いずれも可能です。

アツアツを_石黒3

新作アイテムの蓋無しの“Casserole”は、
浅鍋としても使っていただきたいし、
大人数分のグラタンを作ってホームパーティも素敵。
みんなで賑やかにアツアツを楽しむ姿が目に浮かびます。


多くの陶芸家が耐熱食器をつくる時代になりましたが、
石黒さんはその中でも古いキャリアの持ち主。
“耐熱土の鍋=土鍋”しかつくる作家が居なかった頃から、
いち早く“Gratin”、“Soupe”、“Casserole”、“pudding”と
洋風料理の似合う耐熱器をつくられてきました。
陶芸を学びにパリで生活されていた
彼女らしい作品づくりです。



※石黒いずみさんの在廊予定 : 11月1日(土)





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《追記》2014.11.01

追加入荷のご案内。
完売していたグラタン皿(白)、グラタン皿・大(白/黒)、
プディングカップが並びました。




「アツアツを食卓へ」野村絵梨花

「アツアツを食卓へ」

2014.10.25/土ー11.4/火


出展作家・作品のご紹介 ー 1
陶芸家・野村絵梨花
(耐熱土)

アツアツを_野村1

注文購入はほとんどできず、
タイミングが合わないと手に入れられないため、
ファンの方々が次の機会を待っている野村さんの器。
“浅鉢”は、初日で完売してしまいました。

「年間につくれる数は決まっているので。」(作家談)

ていねいな仕事ぶり故に、年間に焚ける窯の数は決まってくる。
出展予定を考え、つくるべき作品を熟慮し、詰められる数を計算する。
自ずと作れる数も決まってくるので、
ご希望があっても簡単に「はい、つくります」とは言えない。

作品づくりへのスタンスをゆっくりとお聞きし、納得しました。
なるほど、作品を一見しただけではわからないところまで
全てがていねいな仕事なのです。

アツアツを_野村3

定番人気の“ココット鉢”“スープ鉢”も、
好みの姿にするためにろくろ挽きの後に手で削りを入れる。
磁器作品のような手間をかけた工程です。

端正だけれど、手仕事らしいホッとする表情もある器。
そして、食べた後に残ったソースがきれいに洗い流せる、
機能性も優秀な耐熱の器。

アツアツを_野村2

“目玉パン”は、卵を落としてオーブントースターへ。
素敵に簡単に朝食を楽しみたくなる器。

「クリームブリュレにもいいね」
「ディップを入れて野菜やパンに添えたいね」
さまざまな声が聞こえてきます。

メニューが次々と思い浮かぶ。
アツアツの美味しさをつくり出す条件を備えていることが
それだけでわかる器ですね。




「アツアツを食卓へ」初日

「アツアツを食卓へ」

2014.10.25/土ー11.4/火



本日初日をむかえました。

アツアツを食卓へ_1

温かなものが恋しくなるこの季節に、
アツアツのお料理をほお張る幸せを感じるような
器やお鍋たちをつくっていただきました。

直火やレンジ、オーブンで調理して
アツアツをそのまま食卓へ「さあ、どうぞ」。

ジリジリと焼ける音、立ち上る湯気、
作る〜食べるのライブ感を味わう料理は、
何よりのごちそうになります。
そして、その美味しさをみんなで分かち合う幸せ感もまた
ごちそうをつくり出す大切な要素です。

アツアツを食卓へ_2

そして、忙しい毎日の中で
気楽に素敵に食事を作り、食べたいという思いを
実現できるモノでもあります。

作る〜食べるがひとつの器や鍋でできる。
洗い物も少なく手間を省けるありがたさは、
誰もが正直なところ思うことでしょう。
しかも、素敵な空気もつくり出してくれる。
そんな優れたモノたち。


グラタン、スープ、鍋もの、炊き込みごはん…
何を作ろうか、はずんだ声が早速聞こえています。
楽しく美味しい“アツアツ”料理。
おすすめレシピもぜひ教えてください。



◆本日10月25日(土)は、
 桑原結子さん(耐熱ガラス)、野村絵梨花さん(耐熱土)
 が在廊されています。





【予告】「わたしとあなたへ贈りもの」

「わたしとあなたへ贈りもの」
ークリスマス&ギフト小物展ー

2014.11.29/土 ー12.10/水



贈りもの展_DM

ことし一年のごほうび。
わたしへの贈りもの。

ことし一年のありがとう。
あなたへの贈りもの。

心ときめく小物をそろえて…。



■出展作家(在廊日)※在廊時間はご確認ください。 
 Mu candle / キャンドル   (11/29.30.12/6.7)
 早崎志保  / ガラス・fusing(11/29)
 ながおりえ / ガラス・burner(11/29.12/2)
 yum yum / シルバー    (11/29.12/5)
 ie    / 焦がし絵    (11/29)





※会期中に、ワークショップを開催します。
『Mu candleさんとつくる  ハンドメイド・キャンドルの会 vol.2』




渡辺均矢・マグカップについて

岐阜県多治見市在住の陶芸家・渡辺均矢さんマグカップについて

よく質問をいただきますので、回答をまとめました。
柄についての説明は、文末までご清覧ください。


渡辺さんのマグカップは、2種類制作されています。

渡辺_マグカップNo入
〈渡辺均矢 / マグカップ   : 4,320円〉
 サイズ ≒ 口径85mm × 115mm

十二ヵ月で定番なのは、店内カフェで
アイスコーヒーの器として使用しているこのマグです。
常時在庫している柄は数種類ずつですが、
多種有る柄の中から、ご希望の柄で注文制作が可能です。
画像の番号でご注文ください。


渡辺_モノクロマグ
〈渡辺均矢 / モノクロ・マグカップ   : 3,888円〉
 サイズ ≒ 口径82mm × 100mm

こちらは、人気の高いカップ&ソーサーのカップのみを
ひと回り大きくしてマグにしたものです。
取手のみ艶消しの黒仕様になっています。
在庫していない場合が多い作品ですが、
定番作品ですので欠品時でも注文制作は可能です。
柄は、上の“マグカップ”の柄と共通です。
同様に画像の番号でご注文ください。


※ 柄について注意事項 ※

■在庫している柄はその都度お問合せください。
 画像でお選びいただけるように対応しています。

■No.10、8は、表・裏で柄が異なります。
 下記の画像と合わせてご確認ください。
渡辺_カップ柄見本B

■No.4、5は、大きさの違う丸模様が組み合わされたデザインです。
 下記の楕円皿の画像を参考にしてください。
(柄Noはマグカップと揃えてあります。)
渡辺_楕円の取皿No入

■blogの画像では、柄の詳細が分かりにくいものも有ります。
 ご希望の方には、画像サイズの大きいものを
 メールでお送りしています。


個別のご希望に合わせて分かり易く対応させていただきますので、
ご不明点はお気軽にお問合せください。

E-mail : info@jyunikagetsu.com
tel&fax : 052-321-1717