「十二ヵ月の器と道具たち」これからもカフェで…

20th anniversary
「十二ヵ月の器と道具たち」

2016.3.26/sat ー4.5/tue



20周年という節目に企画した、
カフェで使っているモノたちを揃えた作品展。
本日で終了しました。

たくさんの方にご来店いただき、
この場で見つけてくださったお気に入りの器を
たいせつな場所で楽しんでもらえることを、
とても嬉しく感じています。

そして今後も十二ヵ月では、
愉しいひとときをおもてなしできますように
この器や道具たちと一緒にいつでもお待ちしております。


早崎_ウォーターグラス_2
〈早崎志保 / てんてん星のウォーターグラス :税別2,600円〉

最後に、カフェで必ず手にしていただくこの器のご紹介を。
新しくなったウォーターグラスは、
早崎志保さんに制作していただいた“てんてん星のウォーターグラス”です。

真鍮線の溶けた泡が星屑のような“てんてん星”のシリーズ。
ここち良さげに揺れたまま留まったカタチが手にスッと優しく馴染むグラスで
みなさまをお迎えしたいと作家に相談し、
店舗での使用に理想的なグラスをオリジナルでつくっていただきました。

早崎_ウォーターグラス_1

男女、どの年代の方の手にも持ちやすく、適切な容量を満たすサイズ。
ハードユースに耐えられる厚み。
楽にスタックできること。
簡単な条件のようでいて、
なかなか容易くはない条件だったと思います。

試作し、確認を丁寧にして生み出してくださった完成形のグラス。
どうでしょう?
その答えは、手にしてくださったみなさまの微笑みでわかります。



こんなふうに、十二ヵ月の器と道具のなかまたちを
これからも作家のみなさまに協力していただきながら
一つ一つ増やしていきたいなと思っています。

私たちのモノたちは、
私たちがここで積み重ねてきた日々の証であるのだと
今改めて深く心に刻んでいます。