「テーブルマットの会」を開催しました

9月23日から26日の4日間で、
ワークショップ
『機織り作家・山田弘美さん(PACE)とつくる
テーブルマットの会』

を開催しました。

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参加者さまの作品が完成しましたので、
当日の様子と合わせてご報告いたします。


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制作するもののテーマを決めて開催する
PACEの機織ワークショップ。
横糸は、たくさん用意される糸から色を選び、
配色やデザインを考えることから始めます。
自分だけのオリジナル作品がつくれるのは、とても楽しいこと。
それと同時に、制作作業前の「考える」時間が
とても大切さなのだと実感していただけたことでしょう。

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織る前の糸の準備。
選んだ糸をカラーブレンドするために、
板杼(いたひ)に巻きます。
地味な工程にも、とても重要なことが詰まっています。

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お待ちかねの機織り工程。
ガシャン、パタン、トントン、…。
このリズムに手が慣れてきた頃には、
みなさんとても集中していらっしゃいます。
「無になれた。」というお声も。

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糸が集まり、縦の糸と交差し、織布になりました。
当日の作業はここまで。
作家が縫製をして仕上げましたのが、完成の画像です。
どの一枚をとっても
色のブレンドやグラデーションが豊かで、
つくり手の個性の現れた織布になりました。



自分の手で一本の糸が複雑な織布になり、
暮らしの中で愉しむモノになる、この機織りワークショップ。
今年の開催は、経験者限定の「マフラーの会」を残すのみとなりました。
マフラーのように難易度が高く、制作時間の長いテーマへのご参加は、
経験者に限定させていただきます。
興味を持ってくださる方は、
ぜひ初心者向けから始めてみてくださいね。

今後も機織りワークショップは、
初心者向けから経験者向けまでさまざまに
年に3〜4回の開催を予定しています。
過去に開催したテーマの再開催を望まれる声も届きますが、
新しい楽しさも増やしていきたいと思っています。
どうぞお楽しみに。

最後になりましたが、参加者のみなさま、PACEの弘美さん、
ありがとうございました。
手塩にかけたマットたちとの暮らしの1ページを
末長く愉しんでくださいね。