sachi ランドセル・リメイク/がま口ショルダー
小学校生活の象徴、ランドセル。
十二ヵ月では、革作家のsachiさんにご協力いただき、
大切な想い出をずっと使えるものにカタチを変えて残す
リメイクのご提案を行なっています。
久し振りの事例紹介は、
予算と実用性のバランスを考慮して出来上がった
今後のリメイクのプロトタイプの一つになるバッグです。
・・・・・・・・・・・・・・・
ランドセル・リメイク 事例
《 がま口ショルダー 》
*2023.3.21 料金が変更となりました。
後半でまとめましたのでご参照ください。

ローズピンクの革に飾りステッチが施された、スイートなランドセル。
卒業の頃に本人は「少し可愛すぎたかな」と思ったそう。
これを大人になっても愛用できるバッグに…と、
店主とsachiさんに託していただきました。

完成したのは、“がま口ショルダー”。
ショルダーベルトを外せば、ハンドバッグとしても使える
シンプルだけれど個性も光る小さなバッグ。
ローズピンクの革 : ランドセルを解体して使用。
ボルドーの革 : 新規の革を選んで使用。

メインのボディ(胴)部分には、
ランドセルのカブセ(冠せ蓋)部分の革を。
その他の部分には、ランドセルから採れた
小さな面積の革を縫い合わせ使用しています。
ボディ部分サイズ : ≒幅20.5(18.5)×縦17×マチ10 cm

がま口周りを露出し過ぎないデザインに。
ボルドーカラーを合わせて。
この二つのポイントで大人感を引き出しました。
このバッグを仕立てるためには、
ランドセルの革だけでは材料が不足します。
今回は、ボルドーの革部分が補足された新規の革。
(マチ〜がま口周り、ハンドル表面、ショルダー表面)
ランドセルの色に対して何色の革を合わせるかで
かなり雰囲気を変えることができます。
新規革は、作家が在庫している素材から選ぶことができます。

金物類は、ほぼ新規誂えになります。
ショルダーベルトのナスカンと長さ調節金具は、新規。
Dカンは、ランドセルから使える場合があります。
金物の色は、ブロンズが統一し易いですが、
シルバーや黒もご用意があります。


高さのある口金は、大きく開いて機能的。
コンパクトでもとても使い易い。
内部は布仕立て。
レーヨンまたはコットンの素材から、色を選べます。
両面にオープンポケット付き。
ご希望によりランドセルのパーツを取付け可能です。
ここに想い出部分をそっと忍ばせてみても。

ハンドルやショルダーベルトも
ランドセルの革だけでは不足するため
表裏の色を変えてデザイン的に。
このような見え難い場所で
ランドセルの革を縫い合わせて使用しています。

底部分は、少し汚れがあったり、接ぎ合わせがあったり、
表には出せない部分を上手く利用します。
革製品のリメイクには、思いのほか手間がかかります。
ランドセルの解体では、
金具を外し、使える革を細かに切り取り、糊を剥がします。
時には、少しでも多くの革を捻出するために、
縫い目の糸を丁寧に外してから
その縫い目の痕に再び飾りステッチをかけることも。
また、ランドセルはメーカーによって仕様も仕立ても異なるため、
これまでの事例では、1つのケースごとに
型紙を引いてくださっていました。
完全な一点もののフルオーダーです。
精度の高い仕立てに加えてこの手間では
コストもなかなか気軽なものにはできませんでした。
そこで、予算の改善、デザイン性、機能性、
これら全てのバランスを取ったリメイクモデルとして、
“がま口ショルダー”が生まれました。
ご予算の範囲がやさしくなって、
更にご検討いただき易くなったのではないでしょうか。
但し、いくつかの制約があります。
・ランドセルのカブセ(冠せ蓋)部分から取れる革が、
縦36cm×横19.4cm以上あること。
・バッグボディ(胴)のシルエット、サイズ、仕様は変更不可です。
・ランドセルの仕様や状態によって、
少し追加金額が発生する可能性があります。
(コードバンや柔軟性を失った素材(革)は、仕立て方が変わるため。)
また、下記のようなオプションが可能です。
(一例として。料金別途となります。)
・ハンドルを、2本取りや、グレードアップ仕様に変更。
・底面に底鋲の取付け。(汚れ防止に)
・縫い糸の色を選ぶ。(作家の在庫色より/追加料金不要)
バッグボディの基本を守れば、
他にもオプションとして叶えられることがあるかもしれません。
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*2023.3.21 料金が変更となりました。
内容をまとめましたのでご参照ください。
(表示料金は、税別。その他送料実費をご負担願います。)
●ご紹介事例での予算は、
本体 39,000円 + ショルダー代 5,800円 です。
●減額オプションのご用意があります。
可能な限りを選択すると、本体+ショルダーで 3万円台半ばで制作できます。
・ランドセル素材の使用箇所を減らす。
(マチ、底面、ハンドルやショルダーベルトの片面、から選択可能。)
・ショルダーベルトの仕様を簡易に。
(取外しを無しに、長さ調節を無しに、から選択可能。)
・ショルダーベルトをチェーンに変更。
・・・・・・・・・・・・・・・
ご相談は、店主がお話を伺い
必要に応じて作家に確認をしながら進めてまいります。
大切なものだからこそ、
お一人ずつの拘りやご希望を丁寧にヒアリングし
カタチにするお手伝いをしています。
ランドセル持参でご来店いただけますとスムーズですが、
遠方の方はメールで対応しております。
◆ご質問・ご相談、アポイントのためのご連絡は、
「ランドセル・リメイクの件で」とお添えいただき、
お気軽に下記へご連絡くださいませ。
予約・注文専用e-mail:jyunikagetsu*gmail.com
(*を@に入れ変えてください)
tel :052-321-1717
十二ヵ月・店主 / 柿沼まで
・・・・・・・・・・・・・・・
ランドセル・リメイクは、
事例ごとに分けてご紹介しています。
ぜひ下記も合わせてご清覧くださいませ。
2017-03-16 “sachi ランドセルのリメイクバッグ”
2018-05-07 “sachi ランドセル・リメイク/チェーンショルダー”
2018-05-07 “sachi ランドセル・リメイク/縦型ショルダー”
2018-05-08 “sachi ランドセル・リメイク/がま口ポシェット”
十二ヵ月では、革作家のsachiさんにご協力いただき、
大切な想い出をずっと使えるものにカタチを変えて残す
リメイクのご提案を行なっています。
久し振りの事例紹介は、
予算と実用性のバランスを考慮して出来上がった
今後のリメイクのプロトタイプの一つになるバッグです。
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ランドセル・リメイク 事例
《 がま口ショルダー 》
*2023.3.21 料金が変更となりました。
後半でまとめましたのでご参照ください。

ローズピンクの革に飾りステッチが施された、スイートなランドセル。
卒業の頃に本人は「少し可愛すぎたかな」と思ったそう。
これを大人になっても愛用できるバッグに…と、
店主とsachiさんに託していただきました。

完成したのは、“がま口ショルダー”。
ショルダーベルトを外せば、ハンドバッグとしても使える
シンプルだけれど個性も光る小さなバッグ。
ローズピンクの革 : ランドセルを解体して使用。
ボルドーの革 : 新規の革を選んで使用。

メインのボディ(胴)部分には、
ランドセルのカブセ(冠せ蓋)部分の革を。
その他の部分には、ランドセルから採れた
小さな面積の革を縫い合わせ使用しています。
ボディ部分サイズ : ≒幅20.5(18.5)×縦17×マチ10 cm

がま口周りを露出し過ぎないデザインに。
ボルドーカラーを合わせて。
この二つのポイントで大人感を引き出しました。
このバッグを仕立てるためには、
ランドセルの革だけでは材料が不足します。
今回は、ボルドーの革部分が補足された新規の革。
(マチ〜がま口周り、ハンドル表面、ショルダー表面)
ランドセルの色に対して何色の革を合わせるかで
かなり雰囲気を変えることができます。
新規革は、作家が在庫している素材から選ぶことができます。

金物類は、ほぼ新規誂えになります。
ショルダーベルトのナスカンと長さ調節金具は、新規。
Dカンは、ランドセルから使える場合があります。
金物の色は、ブロンズが統一し易いですが、
シルバーや黒もご用意があります。


高さのある口金は、大きく開いて機能的。
コンパクトでもとても使い易い。
内部は布仕立て。
レーヨンまたはコットンの素材から、色を選べます。
両面にオープンポケット付き。
ご希望によりランドセルのパーツを取付け可能です。
ここに想い出部分をそっと忍ばせてみても。

ハンドルやショルダーベルトも
ランドセルの革だけでは不足するため
表裏の色を変えてデザイン的に。
このような見え難い場所で
ランドセルの革を縫い合わせて使用しています。

底部分は、少し汚れがあったり、接ぎ合わせがあったり、
表には出せない部分を上手く利用します。
革製品のリメイクには、思いのほか手間がかかります。
ランドセルの解体では、
金具を外し、使える革を細かに切り取り、糊を剥がします。
時には、少しでも多くの革を捻出するために、
縫い目の糸を丁寧に外してから
その縫い目の痕に再び飾りステッチをかけることも。
また、ランドセルはメーカーによって仕様も仕立ても異なるため、
これまでの事例では、1つのケースごとに
型紙を引いてくださっていました。
完全な一点もののフルオーダーです。
精度の高い仕立てに加えてこの手間では
コストもなかなか気軽なものにはできませんでした。
そこで、予算の改善、デザイン性、機能性、
これら全てのバランスを取ったリメイクモデルとして、
“がま口ショルダー”が生まれました。
ご予算の範囲がやさしくなって、
更にご検討いただき易くなったのではないでしょうか。
但し、いくつかの制約があります。
・ランドセルのカブセ(冠せ蓋)部分から取れる革が、
縦36cm×横19.4cm以上あること。
・バッグボディ(胴)のシルエット、サイズ、仕様は変更不可です。
・ランドセルの仕様や状態によって、
少し追加金額が発生する可能性があります。
(コードバンや柔軟性を失った素材(革)は、仕立て方が変わるため。)
また、下記のようなオプションが可能です。
(一例として。料金別途となります。)
・ハンドルを、2本取りや、グレードアップ仕様に変更。
・底面に底鋲の取付け。(汚れ防止に)
・縫い糸の色を選ぶ。(作家の在庫色より/追加料金不要)
バッグボディの基本を守れば、
他にもオプションとして叶えられることがあるかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・
*2023.3.21 料金が変更となりました。
内容をまとめましたのでご参照ください。
(表示料金は、税別。その他送料実費をご負担願います。)
●ご紹介事例での予算は、
本体 39,000円 + ショルダー代 5,800円 です。
●減額オプションのご用意があります。
可能な限りを選択すると、本体+ショルダーで 3万円台半ばで制作できます。
・ランドセル素材の使用箇所を減らす。
(マチ、底面、ハンドルやショルダーベルトの片面、から選択可能。)
・ショルダーベルトの仕様を簡易に。
(取外しを無しに、長さ調節を無しに、から選択可能。)
・ショルダーベルトをチェーンに変更。
・・・・・・・・・・・・・・・
ご相談は、店主がお話を伺い
必要に応じて作家に確認をしながら進めてまいります。
大切なものだからこそ、
お一人ずつの拘りやご希望を丁寧にヒアリングし
カタチにするお手伝いをしています。
ランドセル持参でご来店いただけますとスムーズですが、
遠方の方はメールで対応しております。
◆ご質問・ご相談、アポイントのためのご連絡は、
「ランドセル・リメイクの件で」とお添えいただき、
お気軽に下記へご連絡くださいませ。
予約・注文専用e-mail:jyunikagetsu*gmail.com
(*を@に入れ変えてください)
tel :052-321-1717
十二ヵ月・店主 / 柿沼まで
・・・・・・・・・・・・・・・
ランドセル・リメイクは、
事例ごとに分けてご紹介しています。
ぜひ下記も合わせてご清覧くださいませ。
2017-03-16 “sachi ランドセルのリメイクバッグ”
2018-05-07 “sachi ランドセル・リメイク/チェーンショルダー”
2018-05-07 “sachi ランドセル・リメイク/縦型ショルダー”
2018-05-08 “sachi ランドセル・リメイク/がま口ポシェット”
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