“FAVORITES” コラム Vol.1〜3
食×音楽×工芸のコラボイベント
“FAVORITES” 9月8日(土)・9日(日) 開催
プレイベント
“Pre FAVORITES” 8月24日(金) 開催
→公式ホームページはこちらから
Facebook で展開しているイベントのページに、
このイベントの主催者たちをもっと知っていただこうと
コラムを綴っています。
Vol.1〜3を以下にまとめました。
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[ 8月7日 ]
こんにちは、十二ヵ月です。
“FAVORITES”開催まで、1ヶ月となりました。
思い思いに追求するものがある4組が集まってのこの企画、
構想から準備段階へ進むに連れて、私たち自身も感心し、
みなさんにお伝えしたいと思うお話が、たくさん積もってきました。
そこで、本日から少しずつ内容を区切り、発信していこうと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Vol.1『幸田シェフとの出逢い』
今回の企画は、あるイベント会場で、シェフの幸田直人さんが
金属工芸家の水野正美さんにフライパンをオーダーしたご縁からスタートしました。
「鳥取で持続可能な暮らしを追求し、料理をしながら各地を巡っている」
とおっしゃる幸田さんが、旅のお供にする大きなフライパンを、
水野さんに注文されたのです。
1枚の銅板からコツコツと木槌で叩き出してつくられる、
手づくりの優しさがにじみ出るフライパン。
そして、丈夫につくられているので、大きければ重量もある。
そんなモノを片手に、全国を料理して巡るシェフは、どんな方なんだろう?
きっと素敵な生き方をしている方だろうと想像するうちに、
名古屋へも料理の旅に来てくれないだろうか…。
そう思いはじめたのです。
ところで、持続可能性って?自給自足ってこと?
幸田さんの実践する、“持続可能な暮らし”については、次回につづきます
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[ 8月11日 ]
こんにちは、十二ヵ月です。
本日も、幸田シェフについてのお話です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Vol.2『持続可能な暮らし』
「持続可能性」。
環境問題、エネルギー問題など、各分野で耳にする概念ですが、
少し難しく感じますね。
「自給自足」と言葉を替えると、少しイメージしやすいかもしれません。
食料や生活環境の自給、限り有る物資の循環もその一部ですが、
「自分たちで心地よい未来をつくっていく」という夢の実現に向けて、
幸田さんはこんな暮らしを実践しています。
鳥取では家をセルフビルドし、「自らの足で立つ」拠点としています。
排泄物は、微生物の力で分解するコンポストトイレや、
有機物を分解してメタンガスを発生させるバイオガスプラントで処理し、
堆肥や液肥は作物に還元、メタンガスでは簡単な煮炊きができるそう。
台所で流す米の磨ぎ汁や食物の汁なども、全て土壌に還す工夫をしています。
もちろん、これらは全て自作で、身近な材料で簡単な構造でできている。
高価でも複雑でもなく、安全で衛生的に。
「心地よい循環」ということも、大切な要素の一つのようです。
そんなシェフが作る料理、選ばれる食材は、どんなものでしょう?
次回につづきます。
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[ 8月15日 ]
こんにちは、十二ヵ月です。
本日は、幸田シェフのつくるお料理について。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Vol.3『食の自給と保存』
メニューについて、幸田シェフと連絡を始めた頃のことでした。
「材料もパンも、できれば全て持って行こうと思います。」
彼のこの一言に、ハッとしました。
“自給自足を目指す”方であるとは聞いていたものの、
当然ながら100%は不可能だろう、
ならば名古屋での仕入れのお手伝いをしなければ…と思っていたからです。
話し合いの後、今回使用する素材は、野菜や果物は旬の自家栽培のものを、
肉や魚はシェフの目で見たその日の一番良いものを、
そしてパンは信頼している天然酵母のものを、
全て鳥取から持参くださることになりました。
安心して提供すめために、どんな環境でどんな状態に育ち作られているのか、
気を抜かない姿勢が自然体で、心が洗われる思いでした。
また、幸田シェフは、保存食作りにも余念がありません。
今回のメニューの中の“自家製プロシュート”(生ハム)もその一つです。
食の持続のために有効な上、時間が経てば美味しさが増すなど、
作る・食べる・熟成させる、という作った後の楽しみが続くのも
魅力だとおっしゃっています。
これらの材料で、どんな味を楽しませてくれるのか、期待が高まります。
そして、日頃はどんな風に調理しているのか?
次回につづきます。
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コラムを綴っています。
Vol.1〜3を以下にまとめました。
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こんにちは、十二ヵ月です。
“FAVORITES”開催まで、1ヶ月となりました。
思い思いに追求するものがある4組が集まってのこの企画、
構想から準備段階へ進むに連れて、私たち自身も感心し、
みなさんにお伝えしたいと思うお話が、たくさん積もってきました。
そこで、本日から少しずつ内容を区切り、発信していこうと思います。
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Vol.1『幸田シェフとの出逢い』
今回の企画は、あるイベント会場で、シェフの幸田直人さんが
金属工芸家の水野正美さんにフライパンをオーダーしたご縁からスタートしました。
「鳥取で持続可能な暮らしを追求し、料理をしながら各地を巡っている」
とおっしゃる幸田さんが、旅のお供にする大きなフライパンを、
水野さんに注文されたのです。
1枚の銅板からコツコツと木槌で叩き出してつくられる、
手づくりの優しさがにじみ出るフライパン。
そして、丈夫につくられているので、大きければ重量もある。
そんなモノを片手に、全国を料理して巡るシェフは、どんな方なんだろう?
きっと素敵な生き方をしている方だろうと想像するうちに、
名古屋へも料理の旅に来てくれないだろうか…。
そう思いはじめたのです。
ところで、持続可能性って?自給自足ってこと?
幸田さんの実践する、“持続可能な暮らし”については、次回につづきます
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[ 8月11日 ]
こんにちは、十二ヵ月です。
本日も、幸田シェフについてのお話です。
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Vol.2『持続可能な暮らし』
「持続可能性」。
環境問題、エネルギー問題など、各分野で耳にする概念ですが、
少し難しく感じますね。
「自給自足」と言葉を替えると、少しイメージしやすいかもしれません。
食料や生活環境の自給、限り有る物資の循環もその一部ですが、
「自分たちで心地よい未来をつくっていく」という夢の実現に向けて、
幸田さんはこんな暮らしを実践しています。
鳥取では家をセルフビルドし、「自らの足で立つ」拠点としています。
排泄物は、微生物の力で分解するコンポストトイレや、
有機物を分解してメタンガスを発生させるバイオガスプラントで処理し、
堆肥や液肥は作物に還元、メタンガスでは簡単な煮炊きができるそう。
台所で流す米の磨ぎ汁や食物の汁なども、全て土壌に還す工夫をしています。
もちろん、これらは全て自作で、身近な材料で簡単な構造でできている。
高価でも複雑でもなく、安全で衛生的に。
「心地よい循環」ということも、大切な要素の一つのようです。
そんなシェフが作る料理、選ばれる食材は、どんなものでしょう?
次回につづきます。
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[ 8月15日 ]
こんにちは、十二ヵ月です。
本日は、幸田シェフのつくるお料理について。
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Vol.3『食の自給と保存』
メニューについて、幸田シェフと連絡を始めた頃のことでした。
「材料もパンも、できれば全て持って行こうと思います。」
彼のこの一言に、ハッとしました。
“自給自足を目指す”方であるとは聞いていたものの、
当然ながら100%は不可能だろう、
ならば名古屋での仕入れのお手伝いをしなければ…と思っていたからです。
話し合いの後、今回使用する素材は、野菜や果物は旬の自家栽培のものを、
肉や魚はシェフの目で見たその日の一番良いものを、
そしてパンは信頼している天然酵母のものを、
全て鳥取から持参くださることになりました。
安心して提供すめために、どんな環境でどんな状態に育ち作られているのか、
気を抜かない姿勢が自然体で、心が洗われる思いでした。
また、幸田シェフは、保存食作りにも余念がありません。
今回のメニューの中の“自家製プロシュート”(生ハム)もその一つです。
食の持続のために有効な上、時間が経てば美味しさが増すなど、
作る・食べる・熟成させる、という作った後の楽しみが続くのも
魅力だとおっしゃっています。
これらの材料で、どんな味を楽しませてくれるのか、期待が高まります。
そして、日頃はどんな風に調理しているのか?
次回につづきます。
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