「呉須染付け・楕円皿の会」作品完成

6月から7月に開催しましたワークショップ
『陶芸家 田代尚照さんとつくる呉須染付け・楕円皿の会』
の参加者作品が9月初旬に完成しました。

みなさまの手にお届けできましたので、ご紹介します。

2013田代ws_完成_1

シンプルな意匠も、手の込んだ絵柄も、
作家さんに描き足していただいた呉須が濃淡をつくり出し、
手描きならではのやさしい風情を醸し出しています。

2013田代ws_完成_2

力作揃いですよね。

2013田代ws_2

成形された生地(焼成前)の器に撥水剤を塗り、
材鉛筆で下描きを。

2013田代ws_4

続いて絵柄を線彫り後、呉須を入れます。
この工程が“象嵌”と呼ばれるものです。
余分な呉須を拭き取り、この日の作業は終了。
そして、作家の加筆後に焼成され、完成しました。

象嵌された呉須の力強さと、筆で描かれた呉須の濃淡。
それらの調和を計りながらつくられる
染色象嵌の作品のおもしろさ。
参加者には伝えられたと感じています。


体験を通してモノができる過程のおもしろさや、
作家たちの視点も垣間見ていただく十二ヵ月のワークショップ。
これからも、充実した内容で企画していきたいと思います。




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