我が家のおひなさま

手前味噌ですが…、
今日は、我が家のおひなさまを披露いたします。

娘の初節句に、ガラス作家・ながおりえさんに創っていただいた
世界に1つしかないおひなさまです。

柿沼家雛

男雛・女雛のみの2体セットは販売していましたので、
見覚えのある方もいらっしゃいますよね。
それに追加オーダーしたものです。

我が家には、既に段飾りのおひなさまがありましたので、
「すこやかな成長を祈って」新たに誂えるのであれば、
娘がいつまでも大切にしてくれる、思いのこもったものをと考えました。
作家さんに親切にご相談にのっていただいた甲斐もあって、
創ってくださった方や贈ってくれた祖父母への感謝も、
これを用意できた喜びも、全く薄れることなく
毎年飾って節句を楽しんでいます。

先日、十二ヵ月にご来店くださったご夫婦が、
おひなさまをご購入くださいました。
日頃から、仲良くお気に入りの作品探しをしてくださる様子を
微笑ましく感じている素敵なご夫婦なのですが、
やはり、他にはない素敵な新作を選ばれました。
お話をききましたら、長年にわたって
75組ものおひなさまを収集されているとか。
100組までは探し続けるのですって。
「飾られている間にぜひ写真に撮って見せてください」と
思わずお願いしてしまいました。

このようなお話と出会えたので、
我が家のおひなさまも初披露。
今改めて、天真爛漫な娘にぴったりだったと思っています。

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■追記■

その後、前記のお客様が、
ご自宅のおひなさまの写真を撮って見せてくださいました。

鈴木さんのお雛様_1

鈴木さんのお雛様_2

収集の始まりになった、木彫りのおひなさまだそうです。
雛段の幅が20cm程の、かわいらしいサイズのもの。
着物の部分の直線的な彫が、良い素朴さを醸し出していて、
一層温かみのある作品になっているのだなぁと感じました。
ひな壇とお人形ほか一式は、
全て付属の木箱の中に納まるように計算もされていて、
伝承される職人の知恵の素晴らしさにも
改めて気付かせていただきました。

きっと、ご自宅に自慢のおひなさま、すてきなおひなさまを
お持ちの方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
来年は、このブログを通じて、
みなさんのおひなさまの投稿募集をしてみてもおもしろいかも。
素敵なモノと人に出逢えたお陰で、
また楽しいことを見つけさせていただきました。
ありがとうございました。







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