野田里美展「磁器の表現2015」より“樹”いろいろ

野田里美 展
「磁器の表現 2015」

2015.4.3/金 ー4.14/火



開催中の作品展から「」の各シリーズをご紹介。

樹木の表皮を思わせる表情をもった器たち。
釉薬の違いにより、さまざまに展開されています。

野田里美展2015_14

月日を積み重ねた古木の風情を感じさせる「古樹」。
野田さんの表現探求のはじまりとなったシリーズです。
和洋どちらのコーディネートにも合わせやすい
モダンなフォルムとシックな彩り。
発表から今日まで、色褪せない個性をもった作品たちです。

野田里美展2015_12

総銀彩の「銀樹」。
大胆かつ華やかに感じるこのシリーズは、
銀の経年変化によりさまざまに趣を変えて行きます。
少し黄変したシャンパンコールドの頃はやさしい顔に、
燻のような黒味がかかってくると精悍な顔に。

※野田さんの銀彩は、経年変化による変色を劣化と捉えず、
 素敵に変化させ“愛で育てる”ことを楽しむ器です。
 詳しくは、過去の記事をご清覧ください。

 参考:2013.12.04「野田里美展より〜銀の経年変化」

野田里美展2015_11

マットな黒い釉の「墨樹」。
どっしりと存在感のある黒い器は、
料理のみならず、他の器も映えさせてくれます。
先回の“千刻”でご紹介したように、こちらも“育つ器”です。
色合いの変化、艶を増す様子をお楽しみください。

野田里美展2015_1

瑞々しい光沢をもった白い器の「水樹」。
無色の磁器がヒビの表情により
しっかりとした個性をもつ器になります。
茶碗やぐい呑みは、ヒビ模様が陽に透ける様が美しく、
思わず溜め息がこぼれます。

野田里美展2015_13

今回初披露、青銅のような碧の「碧樹」。
若々しさを運んでくれる彩りの器です。


野田里美展2015_15

これら“樹”の名をもつシリーズをよくご覧いただくと
2種類の表情で展開されているのが分かります。

明日からの2日間、11日(土)と12日(日)は、
野田里美さんのワークショップを開催します。
(予約は既に満了しました。)
ここでは、画像左の表情の作り方を体験し、
“古樹”の作品を制作していただきます。

参考:2015.03.02【参加者募集】ワークショップ「古樹・箸置き/豆皿の会」

また、この2日間は作家の在廊日となっておりますが、
ワークショップの開催時間帯(13:00〜15:00頃)は、
ギャラリーには不在となりますのでご留意くださいませ。




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