「花と緑の器たち」より 野田里美/磁

「花と緑の器たち」
2015.4.18/土 ー4.29/水祝



花と緑の器たち_2

長い雨の日々が過ぎれば、
春も花の季節から新緑の季節に移り変わってきています。

今回は、新緑の季節にお似合いな作品のご紹介を…。

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野田里美 / 磁 》

花と緑の器たち_野田1
〈野田里美 / 銀樹 花器〉

先週までの個展に引き続き、
出展していただいた野田さんの花器。

“樹”の表情を磁器で表現したシリーズは、
小さくてもそこに佇むだけで存在感が…。
銀樹”の花器は、総銀彩、銀彩&碧樹、銀彩&墨樹の彩りで。
一点飾るも好し。並べて飾るも尚好し。

花と緑の器たち_野田2
〈野田里美 / 古樹 花器〉

古樹”がはじめて誕生したときから、
この釉には植物が本当に映えると感じています。
自然に近い色合い、風情を備えているからでしょうか。

野田さんが植え込んでくださったユキノシタは、
ハイドロカルチャー(水耕栽培)です。
土での植え込みに比べて清潔感があるため、
テーブル周りに置いてお楽しみいただいては。

花と緑の器たち_野田3
〈野田里美 / 古樹 花器〉

そして、野田さんが今回のテーマのために
展開してくださったのがこの花器。
植えて置く、立てる、掛ける、と
3通りの楽しみ方ができる器。

直線的なラインがモダンさを醸し出す“古樹”は、
和にも洋にも、まるで置く空間に合わせて
装いをを変えているかのようにマッチします。
日ごろ感じていることですが、
この花器は、それを再確認させてくれました。




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