1000歳記念の夫婦茶碗
◆はじめに…
この記事は、2016年4月に書きかけていたものです。
4月14日の熊本地震の発生より間もなく2ヶ月が経つことから、
文章の一部に手を加え、公開させていただくことにしました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月下旬に、とても素敵な記念品制作の
お手伝いをさせていただきました。
“1000歳記念”の夫婦茶碗 / 工藤 工 作
“1000歳”とは、7組のご夫婦、14名の年齢を合わせた数字。
14名は、九州にお住まいの7名の兄弟姉妹と、
そのご主人や奥さま方です。
合計1000歳になる日はたったの数日間。
その日をねらって催されたお祝旅行には、
子供さんやお孫さんまでご一緒され、
仲良く楽しくお祝の会が開催されたそうです。

その席時上で子供さん一同から記念品として贈られたのが、
ご相談を受け、制作させていただいたこの夫婦茶碗。
漢字の「千」が呉須で書かれています。
美濃焼伝統工芸士・工藤工さんに制作していただきました。
毎日使い、食に欠かすことのできない飯碗。
このような器を贈ることには、
健康や長寿を祈念する意味も込められます。
「食は命なり」と申しますから。

14名が全員揃って1000歳の日を迎えられるだけでも
本当に素晴らしいことだと思いました。
そして、子供さん、お孫さんまで、総勢数十名が
九州以外の各地からも集まる仲睦まじさも…。
みなさまは、日ごろから年に何度も団体旅行をされている
とても仲の良いご家族、ご親戚なのだそうで、
今回のコーディネートをさせていただき、
しあわせな気持ちをお裾分けいただきました。
きっとこの先も忘れられないご依頼になりそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆最後に…
この7組のご夫婦の中には、
震度7を観測した熊本県益城町にお住まいで家が全壊してしまった方など、
今も避難生活を余儀なくされている方、
被災による多くのご苦労を背負われている方が
いらっしゃるとお聞きしています。
このようなしあわせの記憶が、みなさまの心の支えや、
これからの応援となってくれることを願っております。
改めまして、この震災により亡くなられた方々や
ご家族のみなさまに哀悼の意を捧げ、
被災されたみなさまに一日も早く平穏の日常が戻りますことを
お祈り申し上げます。
この記事は、2016年4月に書きかけていたものです。
4月14日の熊本地震の発生より間もなく2ヶ月が経つことから、
文章の一部に手を加え、公開させていただくことにしました。
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3月下旬に、とても素敵な記念品制作の
お手伝いをさせていただきました。
“1000歳記念”の夫婦茶碗 / 工藤 工 作
“1000歳”とは、7組のご夫婦、14名の年齢を合わせた数字。
14名は、九州にお住まいの7名の兄弟姉妹と、
そのご主人や奥さま方です。
合計1000歳になる日はたったの数日間。
その日をねらって催されたお祝旅行には、
子供さんやお孫さんまでご一緒され、
仲良く楽しくお祝の会が開催されたそうです。

その席時上で子供さん一同から記念品として贈られたのが、
ご相談を受け、制作させていただいたこの夫婦茶碗。
漢字の「千」が呉須で書かれています。
美濃焼伝統工芸士・工藤工さんに制作していただきました。
毎日使い、食に欠かすことのできない飯碗。
このような器を贈ることには、
健康や長寿を祈念する意味も込められます。
「食は命なり」と申しますから。

14名が全員揃って1000歳の日を迎えられるだけでも
本当に素晴らしいことだと思いました。
そして、子供さん、お孫さんまで、総勢数十名が
九州以外の各地からも集まる仲睦まじさも…。
みなさまは、日ごろから年に何度も団体旅行をされている
とても仲の良いご家族、ご親戚なのだそうで、
今回のコーディネートをさせていただき、
しあわせな気持ちをお裾分けいただきました。
きっとこの先も忘れられないご依頼になりそうです。
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◆最後に…
この7組のご夫婦の中には、
震度7を観測した熊本県益城町にお住まいで家が全壊してしまった方など、
今も避難生活を余儀なくされている方、
被災による多くのご苦労を背負われている方が
いらっしゃるとお聞きしています。
このようなしあわせの記憶が、みなさまの心の支えや、
これからの応援となってくれることを願っております。
改めまして、この震災により亡くなられた方々や
ご家族のみなさまに哀悼の意を捧げ、
被災されたみなさまに一日も早く平穏の日常が戻りますことを
お祈り申し上げます。
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