【予告】渡辺均矢 磁器展
◆◇ 次回企画展のお知らせ ◇◆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
渡辺均矢 展 (磁器)
2011.7.2(土) ー 7.13(水)


多治見の陶芸家・渡辺均矢さんの、個展を開催します。
昨年秋に、ここで個展の予定をご報告してから、
早いもので半年以上の月日が流れました。
http://jyunikagetsu.blog58.fc2.com/blog-entry-16.html
均矢さんのたくさんの作品たちに会えると思うと、
この期間は、ずっとワクワクの日々でした。
均矢さんの器に出会ったのは、この十二ヵ月を始めた頃。
特徴の幾何紋様も、フォルムにも、
“この作家さんのものだ”と必ず分かる、確かな個性とデザイン感がある器。
デザイナーの端くれである私たちが、まさに一目惚れした作品でした。
すぐに十二ヵ月での個展を開催していただき、
それ以来、カフェで提供するアイスコーヒーは、
均矢さんの幾何紋ロングマグカップを使っています。
お馴染みのお客様には、
「アイスコーヒーカップの作家さん」で通るほどですね。
ともすると、モダンで個性の強い器は、
他の器との組み合わせが難しかったり、相性を限定されたりしがちなものです。
でも、そうでは無いところが彼の器の魅力を増幅していますよね。
使ってくださっている方が、口を揃えておっしゃるところです。
洋食器とも合う。和食器とも合う。
ガラスとだって、金属とだって…。
青白磁だから、あらゆる料理の色彩も引き立てる。
個性が有るのに、他を邪魔しない器。
主役にも、脇役にもなれる器。
それから、本当に扱いも楽な実用的な器です。
電子レンジや食洗器にだって躊躇しません。
我が家でも毎日のように使いながら、
作家ものなのに実はすごいことだなぁ…と時々考えてしまいます。
そのオールマイティーさは、なぜなのだろう?
その模範解答は未だに出ませんが、1つだけ分かるのは、
作家の質朴で真面目なお人柄が
器の性格となって現れているのだろうということです。
そんなお人柄ゆえに、均矢さんの器は、
次々とたくさん世の中に生まれてくることが困難です。
同じ作家さん仲間が「あんなに手間のかかるものをよく一人で…」
と言われるほどの象嵌の技法を用いながらも、
厳選した作品しか世に送り出さないため、
市場で作品を見ることが少ない作家として知られていますね。
「人気が有るのに、モノが購入できない」そんな言葉もよく聞かれます。
よくご存知の方は、十二ヵ月で扱っている作品を見つけられると、
「なぜここに有るのか」と言わんばかりの反応をされたりもします。
作品について語っていると、なかなか尽きません。
でも、「百聞は一見に如かず」ですね。
ご覧になったことのある方、既にお使いの方には、
長い語りも無用でした。
十二ヵ月では、十数年振りの個展。
渡辺均矢さんの作品をこれだけ纏めてご覧いただける機会も
久し振りのことでしょう。
「どうぞ、お待たせいたしました。」
心ゆくまでお楽しみください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
渡辺均矢 展 (磁器)
2011.7.2(土) ー 7.13(水)


多治見の陶芸家・渡辺均矢さんの、個展を開催します。
昨年秋に、ここで個展の予定をご報告してから、
早いもので半年以上の月日が流れました。
http://jyunikagetsu.blog58.fc2.com/blog-entry-16.html
均矢さんのたくさんの作品たちに会えると思うと、
この期間は、ずっとワクワクの日々でした。
均矢さんの器に出会ったのは、この十二ヵ月を始めた頃。
特徴の幾何紋様も、フォルムにも、
“この作家さんのものだ”と必ず分かる、確かな個性とデザイン感がある器。
デザイナーの端くれである私たちが、まさに一目惚れした作品でした。
すぐに十二ヵ月での個展を開催していただき、
それ以来、カフェで提供するアイスコーヒーは、
均矢さんの幾何紋ロングマグカップを使っています。
お馴染みのお客様には、
「アイスコーヒーカップの作家さん」で通るほどですね。
ともすると、モダンで個性の強い器は、
他の器との組み合わせが難しかったり、相性を限定されたりしがちなものです。
でも、そうでは無いところが彼の器の魅力を増幅していますよね。
使ってくださっている方が、口を揃えておっしゃるところです。
洋食器とも合う。和食器とも合う。
ガラスとだって、金属とだって…。
青白磁だから、あらゆる料理の色彩も引き立てる。
個性が有るのに、他を邪魔しない器。
主役にも、脇役にもなれる器。
それから、本当に扱いも楽な実用的な器です。
電子レンジや食洗器にだって躊躇しません。
我が家でも毎日のように使いながら、
作家ものなのに実はすごいことだなぁ…と時々考えてしまいます。
そのオールマイティーさは、なぜなのだろう?
その模範解答は未だに出ませんが、1つだけ分かるのは、
作家の質朴で真面目なお人柄が
器の性格となって現れているのだろうということです。
そんなお人柄ゆえに、均矢さんの器は、
次々とたくさん世の中に生まれてくることが困難です。
同じ作家さん仲間が「あんなに手間のかかるものをよく一人で…」
と言われるほどの象嵌の技法を用いながらも、
厳選した作品しか世に送り出さないため、
市場で作品を見ることが少ない作家として知られていますね。
「人気が有るのに、モノが購入できない」そんな言葉もよく聞かれます。
よくご存知の方は、十二ヵ月で扱っている作品を見つけられると、
「なぜここに有るのか」と言わんばかりの反応をされたりもします。
作品について語っていると、なかなか尽きません。
でも、「百聞は一見に如かず」ですね。
ご覧になったことのある方、既にお使いの方には、
長い語りも無用でした。
十二ヵ月では、十数年振りの個展。
渡辺均矢さんの作品をこれだけ纏めてご覧いただける機会も
久し振りのことでしょう。
「どうぞ、お待たせいたしました。」
心ゆくまでお楽しみください。
<<お散歩ガイド本に掲載 | ホーム | 水野さんのドリップポット・その2>>
Comment
Comment Form
Trackback
| HOME |